【那谷寺】見どころや四季折々の魅力を満喫しよう！

那谷寺は、西暦717年創建の歴史あるお寺で、日本三霊山の一つ白山を信仰しています。
今回は那谷寺の見どころや四季折々の魅力をご紹介します。

1.那谷寺とは？

西暦717年から1300年の歴史ある那谷寺は、緑豊かな自然と岩山が特徴的なお寺です。
日本三霊山の一つとして有名な白山を信仰しています。
また、日本土着の神道と仏教が融合した神仏習合が残る珍しいお寺でもあります。
参拝にかかる所要時間は、一般拝観であれば30～40分、特別拝観であれば10分程度要します。

2.見どころ①奇岩遊仙境

那谷寺といえば、自然智（じねんち）を象徴する奇岩遊仙境（きがんゆうせんきょう）です。
昔は海底噴火の跡であったと伝えられる奇岩は、大自然が作り出した神秘的な景観です。
大きな岩山は、まるで顔のようにも見える穴が開いています。
平成26年に「おくのほそ道の風景地」として新たに国名勝に指定されました。
奇岩山の中腹には稲荷社をお祀りし、五穀豊穣と豊かな自然をお祈りしています。
特に展望台からの奇岩遊仙境の眺めは最大の絶景ポイントです！
下からでは見えない稲荷社や鳥居も見ることができます。

3.見どころ②ウマレキヨマルいわや胎内くぐり

本殿である大悲閣（だいひかく）は国の重要文化財です。
本殿は巨大な岩山の洞窟である「いわや」と繋がっている珍しい造りをしており、母の胎内を表わしています。
中にはご本尊の十一面千手観世音菩薩が安置されており、このご本尊の周りをまわることができます。
中を巡ることで、穢れを清め、生まれ変わる祈りをささげる神聖な場所です。
普段はできない貴重な体験になりますので、ぜひいわや胎内くぐりでウマレキヨマル体験をしてみてください。

4.見どころ③おすすめパワースポット！観音霊水

こちらの観音霊水は、古来より枯れることなく湧き続けている霊水です。
手持ちの念珠や指輪などに願いを念じながら霊水をかけると、観音霊水を護っている不動明王のご加護を受けられるといわれています。
那谷寺へお越しの際は、是非念珠や指輪を準備していきましょう！

5.紅葉だけじゃない！？那谷寺の四季折々の魅力とは

5-1.様々な花々を楽しめる！春の那谷寺

春の那谷寺では、椿、白山シャクナゲ、桜、サツキ、ツツジなど、様々な花々を楽しむことが出来ます！
椿は2～3月頃、参道で見ごろを迎えます。
白山シャクナゲ、サツキは奇岩遊仙境前、ツツジは金堂華王殿（こんどうけおうでん）の下で見ることが出来ます。
桜は約50本ほどあり、ほとんどがしだれ桜です。4月いっぱい桜を楽しめます。
特に金堂華王殿周辺のしだれ桜は、朱色の金堂と桜がとても幻想的です。

5-2.新緑が美しい！夏の那谷寺

夏はやはり新緑の季節！
自然豊かな那谷寺の緑を存分に味わうことが出来ます。
他にも金堂華王殿前には菖蒲、本殿前にはアジサイ、奇岩遊仙境前の池にはスイレンなどの花々も咲いています。

5-3.北陸屈指の紅葉！秋の那谷寺

北陸屈指の紅葉の名所である那谷寺は、心に残る風景であること間違いなし！
特に奇岩遊仙境の岩山の白と紅葉の赤はとても映えます。
また、人気スポットの「ハートのドウダンツツジ」も必見！ぜひ探してみましょう！
紅葉の見ごろは11月上旬です。

5-4.雪景色が美しい！冬の那谷寺

水墨画の世界の那谷寺は、より那谷寺が大切にしている侘び寂びを感じることが出来ます。
また、奇岩遊仙境前では雪吊りも見ることが出来ます。
金堂華王殿が雪化粧した姿もとても綺麗でおすすめです。

6.管主自らが絵を描く御朱印

御朱印がいただけるのは金堂華王殿と本殿の二か所です。
金堂華王殿の御朱印は志納料が500円と1,000円のもの、本殿の御朱印は志納料が1,000円のものがあります。
金堂華王殿では「季節限定特別御朱印」があり、こちらは那谷寺の管主自らが描いた絵に直筆で書いた御朱印をいただけます。
カラフルな色彩で描かれた絵がとても素敵でおすすめです。
こちらの「季節限定特別御朱印」の志納料は2,000円です。

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