【パワースポット】禊体験やおついたち参りで白山比咩神社をより知ろう！

白山比咩神社は、2100年の歴史を持つ霊山信仰の聖地で、パワースポットや縁結びのご利益が有名です。
この記事では、白山比咩神社の魅力や参拝方法、アクセス情報などを詳しくご紹介します。

白山比咩神社は石川県白山市にある創建2100年の歴史ある神社です。
日本三名山の一つである霊峰「白山」を神体山とし、古くから霊山信仰の聖地として仰がれてきました。
また、全国に約3,000社ある白山神社の総本宮でもあります。

白山比咩神社が大切にしているのは「水の信仰」です。
水の信仰と聞いて、どんなイメージを思い浮かべますか？
水には汚れたものを「清める力」や、「命をつくる力」があります。

白山比咩神社の主祭神である菊理媛尊（くくりひめのみこと）は、日本書紀に出てくる女神です。
黄泉の国へ旅立った伊弉冉尊（いざなみのみこと）を迎えに行った伊弉諾尊（いざなぎのみこと）が、変わり果てた伊弉冉尊の姿を見て逃げ出してしまいます。
菊理媛尊はこの二人を仲裁し、その言葉を聞き入れた伊弉諾尊は水で体を洗い禊（みそぎ）を行い、この時に天照大御神（あまてらすおおみかみ）や月読尊（つくよみのみこと）、須佐之男尊（すさのおのみこと）ら多くの神々が生まれました。

この日本書紀の中でも、黄泉の国からの穢（けが）れを浄化する「清める力」、そして神々の「命をつくる力」が表現されています。
また、「命をつくる力」＝形作る、結ぶ、和合から、菊理媛尊とも結びつきが強く、「水と神様は同じ力を持っている」と言われています。

神社境内に流れる水は、まさしく神体山である白山から流れた伏流水です。
北参道近くにある白山霊水では、この延命長寿の霊水として名高い伏流水を汲むことができます。
お参りの際には是非この伏流水を汲んで帰りましょう！

おついたち参りとは、毎月1日に神社にお参りし、無事に過ごせた1カ月への感謝と、新しい月の無事を祈るお参りです。
毎月多くの人がおついたち参りに参拝しています。

白山比咩神社のおついたち参りは、なんと午前4時30分から30分ごとに行われています！
こんなに朝早くからおついたち参りを実施している神社はなかなかありません。
仕事や学校で毎月1日に通い続けるのは難しい、そんな人でも通いやすいようにと、朝早くから祈祷をしてくれるそうです。

白山比咩神社は石川県白山市にあります。
金沢市内から車でおよそ40分で着きます。
広い無料駐車場が3箇所あります。

また、電車で行くなら「恋のしらやまさん」きっぷの利用がおすすめです。
「恋のしらやまさん」きっぷは、野町駅から鶴来駅までの電車乗車券、バス乗車券、和菓子券、辻占券がセットになったお得な切符です。
購入者には「恋のしらやまさん」公式ガイドマップと、白山比咩神社に奉納できる「奉納恋文」がもれなく付いてきます。

「恋のしらやまさん」きっぷは金沢駅港口にある北陸鉄道チケットセンター、もしくは北陸鉄道野町駅で販売しています。

禊体験、「恋のしらやまさん」きっぷ、自転車レンタルに関しては、詳しくは白山市観光連盟にお問い合わせをお願いします。

営業時間：9:00～17:00
定休日：年末年始
お問い合わせ先：076-259-5893