2025.1.30 更新
和菓子好き必見!石川県の能登地方で愛される絶品和菓子【おだまき】とは?
石川県の能登地方、宝達志水町にある「御菓子司たにぐち」で販売されている和菓子「おだまき」を知っていますか?
今回は、地元で大人気の「おだまき」についてご紹介します!
また、令和6年能登半島地震による影響についてもお伝えします。
1.おだまきとは?
「おだまき」は、石川県能登地方の志雄町(現 宝達志水町)で古くから親しまれている和菓子で、もちもちの生地の中にあんが包まれています。
三角形に成形された生地の表面には、細い筋状の模様が付けられていることが特徴です。
この地域では、その昔、糸の原料となる「苧麻(ちょま)」という植物が多く生産されていました。
その糸を巻いて作られる「苧環(おだまき)」にちなんで、名菓「おだまき」が生まれたと言われています。
以前は複数の和菓子店でおだまきを販売していましたが、現在はおだまきをメイン商品として販売しているのは「御菓子司たにぐち」のみとなっています。
2.「御菓子司 たにぐち」のこだわり
おだまきを製造販売する有名店「御菓子司たにぐち」。
長年受け継がれているおだまき作りにかけるこだわりをご紹介します。
2-1すべての工程を手作り
2-2もちもち食感の秘密
3.厳選素材を使用!おだまきの種類
おだまきの定番商品は4種類。
また、「四季の中でその季節しか食べることのできないおだまきを…」という思いから、季節限定商品も販売されています。
3-1.定番商品
➀つぶあん:おだまきの基本形です。北海道産の小豆を使用したこだわりの粒あんが包まれています。
②いちじく:白あんに、宝達志水町の特産品であるいちじくのジャムを入れたフルーティーな味です。
③よもぎ:よもぎをたっぷりと練りこんだ生地で、中身は粒あんです。
④黒米・くるみ:黒米粉入りの生地で、中身は刻んだくるみ入りの味噌あんです。
3-2.季節限定商品
➀【春(3月~4月)】さくら:うす紅の生地に一輪の桜の花が乗っています。中身は桜葉入りのあんです。
②【夏(5月~8月)】冷やしずんだ:ずんだあんが包まれています。冷やして食べるのもおすすめです。
③【秋(9月~11月)】能登栗:石川県穴水町で採れた能登栗入りのあんが包まれています。香りが豊かです。
④【冬(12月~3月)】金沢柚子:石川県金沢市の湯涌地区で採れた柚子入りの生地です。中身も柚子あんです。
COREZOでは、購入される季節に合わせて、定番商品4種と季節限定商品1種を詰め合わせでお届けします。
※「さくら」と「金沢柚子」が同時販売されている期間があります。
※同時販売期間中は、「いちじく」の代わりに「さくら」が入ります。
石川県の素材を使用しているものも多く、必ず"推しおだまき"に出会えるはずです。
お気に入りを探してみてくださいね。
基本情報
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取り扱い店舗
御菓子司たにぐち
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住所
石川県羽咋郡宝達志水町萩市9-1
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料金
15個入 4,500円(税込、送料込)
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お問い合わせ先
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消費期限
解凍後、冷蔵で48時間以内
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公式サイト ※外部サイトに遷移します
4.令和6年能登半島地震による影響と現在
令和6年能登半島地震による断水や家屋の隆起等の影響で、「御菓子司たにぐち」は製造と営業を一時中断していました。
宝達志水町では断水が約1週間続き、解消後もすぐには体制が整わず、営業を再開できたのは地震発生から約2週間後のことでした。
営業再開直後から多くのお客さまからの応援購入が相次ぎ、現在ではほぼ通常通りの営業となっています。
地震発生から約1年が経過しました。
さらなる能登の復興を願い、能登で古くから愛されてきた絶品和菓子「おだまき」をこの機会にご賞味ください。
※掲載されている情報は、時間の経過により実際と異なる場合があります。
記事作成者:COREZO