2024.12.6 更新
【しわもち】本当に美味しいお餅を食べてみよう【河田ふたば】
石川県小松市にある和菓子処、河田ふたばは餅菓子専門店です。
特に「しわもち」と呼ばれる幻のもち米を使用した「しわ餅」がとても人気です。
本記事では、しわもちの歴史や特徴、そして加賀ノ國の餅文化までご紹介します。
1.しわもちとは
「しわもち」は収穫時期が遅く、稲が長いため台風などの影響を受けやすく、生産が難しいもち米です。
生産の難しさと収穫時期の遅さから、「しわもち」を生産する農家はいなくなりました。
およそ20年前のこと、西田さんという米農家がしわもちの種を探し出し、一握りの種から少しずつ生産を増やしていきました。
そのしわもちを近藤農産が受け継ぎ、石川県内唯一のしわもち農家として生産しています。
2.しわもちへのこだわり
生産が難しいしわもちですが、実は扱いも難しく、もち米から美味しいお餅を作るのが難しい品種です。
そんなしわもちを美味しいお餅に作り上げたのが河田ふたばです。
近藤さんは様々なお餅屋さんにしわもちを持って行きましたが、しわもちの良さを引き出せたお餅屋さんは河田ふたばだけだったと言います。
西田さんから受け継いだ貴重なしわもちだからこそ、お餅に対し真摯に向き合ってくれる河田ふたばにすべてのしわもちを卸しています。
3.しわ餅の食べ方
しわ餅をまるでつきたてほやほやのお餅のように食べるためには、次の方法で食べましょう。
①大き目の器にお湯をはり、その中に2~3個のお餅を完全に浸します。
②ラップをかけずに電子レンジにいれます。
③丸餅2個の場合は600W90秒~120秒、様子を見ながらあたためます。
④お餅がフワッと浮き上がってきたら出来上がりです!
4.しわ餅の特徴
しわ餅の最大の特徴は何といっても伸びの良さ!
他のもち米にはない柔らかさと舌触りが絶品です。
実は北陸三県のお餅には塩が入っているのが定番です。
この塩味がお米本来の美味しさを際立たせてくれます。
下記購入リンクからお取り寄せ可能となっております。
是非しわ餅をご賞味ください!
5.加賀ノ國の餅文化
お餅は正月に食べるもの、そんなイメージはありませんか?
河田ふたばがお店を構える石川県の加賀南部では、人生の節目節目でお餅を食べる文化があります。
例えば、出産の1カ月前の戌の日に「ころころ餅」というお餅を親戚や知人に配る文化があります。
他にも人生の節目に神社へ鏡餅を奉納する「奉納鏡餅」や、無病息災を祈って親しい人に餅を配る「祝い餅」の風習が古くからあります。
こうした祝いのお餅も河田ふたばで購入可能です。
ぜひ節目のタイミングで加賀いしかわの餅文化を体感しましょう。
基本情報
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取り扱い店舗
河田ふたば
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住所
石川県小松市河田町リ92
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料金
しわ餅(10個入)2,750円(税込)
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お問い合わせ先
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賞味期限
冷暗所15日
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公式サイト ※外部サイトに遷移します
※掲載されている情報は、時間の経過により実際と異なる場合があります。
記事提供:河田ふたば
記事作成者:COREZO