2025.2.17 更新
【2025となみチューリップフェア】魅力と楽しみ方をご紹介!




春の訪れとともに、毎年GWに多くの観光客が訪れる「となみチューリップフェア」は色とりどりのチューリップが一堂に会する北陸最大級の花のイベントです。
この記事では、チューリップフェアの魅力的なスポット紹介や回り方、開催日程、入場料、お得な割引情報、さらにアクセスや駐車場など詳しく解説します。
GWのお出かけ先をお探しなら、ぜひ「となみチューリップフェア」をチェックしてみてください!
目次
- 1.となみチューリップフェアとは
- 1ー1.チューリップ公園とは
- 1ー2.なぜ砺波市でチューリップ?
- 2.チューリップフェア会場の回り方(モデルコース)
- 2ー1.円形花壇とパノラマテラス
- 2ー2.大花壇とチューリップ広場花壇
- 2ー3.旧中嶋家
- 2ー4.シバザクラの丘とビオラの里
- 2ー5.五連揚水水車(ごれんようすいすいしゃ)とチューリップウォール
- 2ー6.迫力満点!花の大谷
- 2ー7.チューリップ四季彩館
- 2ー8.バブルスカイとストリートピアノ
- 2ー9.水上花壇
- 2ー10.歓迎ディスプレイとチューリップタワー
- 3.その他
- 3ー1.割引情報
- 3ー2.アクセスについて
- 3ー3.駐車場について
- 3ー4.園内グルメについて
- 3ー5.開花状況の確認方法と園内マップについて
- 4.まとめ
1.となみチューリップフェアとは
となみチューリップフェアは、富山県砺波市にある砺波チューリップ公園で4月下旬~5月上旬のGW中に開催される北陸最大級の花のイベントです。
昨年は約30万人が来場されました。
300品種300万本のチューリップが様々な展示方法で出迎えてくれます。
1ー1.チューリップ公園とは



チューリップフェア会場は普段、砺波市民の憩いの場である砺波チューリップ公園です。公園にはシンボルのチューリップタワーがあり、季節ごとに様々なイベントが開催され、1年中楽しめます。
チューリップタワーは高さ26mで、360度の展望が可能です。展望台までは階段で上がることができ、公園全体を見渡せます。※チューリップタワーにはエレベーターはございません。
タワー横には、チューリップスカイウォーク(スロープ)があり4mの高さから展望を楽しめます。
春はチューリップフェアが開催されますが、夏から秋にかけて大花壇にコキアの地上絵が描かれます。
冬には「KIRAKIRAミッション」と題して、約10万球のイルミネーションがチューリップタワーや園内を美しく照らします。
KIRAKIRAミッションは例年12月上旬~12月下旬まで開催されます。
1ー2.なぜ砺波市でチューリップ?
富山県砺波市では、冬になると農地が雪で覆われ作物を育てることができません。
冬の間農家は仕事が少なく、経営が厳しくなります。
そこで、水田を有効に使って収入を得られる作物を探していたところ、1918年に水野豊造氏が、長い積雪期間にも耐えられるチューリップの栽培を始めました。
当時、チューリップの切り花は珍しく高値で売れたため、砺波市では裏作として有望な特産物として広がり、農家の安定した収入源になりました。
チューリップは、雪が降る前に球根を植え、雪の下で根を伸ばして花を咲かせる準備をします。
砺波平野の水田地帯は、庄川の扇状地に広がっており、気温や日照時間がチューリップの生育に適した環境です。
2.チューリップフェア会場の回り方(モデルコース)
2024年のチューリップフェア開催期間中の園内マップを参考に、モデルコースをご紹介します。
※2025年の最新園内マップは、チューリップフェア開催直前に公式HPより確認できます。
SNS映えする写真が撮れるので、歩きながら気になるチューリップと一緒に写真を撮ってみてください。
園内はとても広いので、歩きやすい靴を履いて来園することをお勧めします。
※園内には撮影ルールがあります。公式サイトで確認し、ルールを守って楽しく過ごしましょう。
2ー1.円形花壇とパノラマテラス
北門・南門・東門の3つの入場門のうち、北門から入場するとすぐに円形花壇が迎えてくれます。ここは定番の撮影スポットなので、記念写真を撮りましょう。その後、パノラマテラスへ向かいます。
パノラマテラスは、チューリップ公園に隣接する砺波市文化会館の屋上にある展望テラスです。
フェア期間中には開放され、大花壇の地上絵や円形花壇、チューリップタワーを一度に見ることができる人気のビュースポットです。
晴れた日には立山連峰も望むことができます。
2ー2.大花壇とチューリップ広場花壇


パノラマテラスを降りて、大花壇やチューリップ広場花壇を見ながら旧中嶋家を目指します。
歩いているとチューリップステージが見えてきます。
こちらではフェア期間中の土日祝日を中心に音楽イベントが行われています。
※2025年のイベントについては現在調整中です。
2ー3.旧中嶋家


旧中嶋家は、18世紀末に建てられた砺波地方最古の農家の建物で、砺波市の文化財に指定されています。
茅葺き屋根(かやぶきやね)で、周囲には杉や竹が植えられ、暴風雨や夏の日差しから家を守る屋敷林(やしきりん)を再現しています。
土間には昔の農具が展示されており、囲炉裏の部屋に入って見学することができます。
昔の雰囲気を味わいながら、ぜひ一息ついてみてください。
2ー4.シバザクラの丘とビオラの里
旧中嶋家を出ると、鮮やかなピンク色の丘が広がります。
ここには15,000株の芝桜が植えられています。
さらに、目の前には色鮮やかなビオラが広がるビオラの里があります。
こちらはフェア担当者もオススメする人気のスポットです。
今年はネモフィラも登場し、「花のトライアングル」を創出します。
チューリップ以外の季節の花もお楽しみください。
2ー5.五連揚水水車(ごれんようすいすいしゃ)とチューリップウォール


シバザクラの丘を過ぎると、日本最大級の五連揚水水車(ごれんようすいすいしゃ)が見えてきます。
また砺波市美術館の横には、高さ約2mのチューリップ展示 チューリップウォールがあります。
壁一面のチューリップをご覧になれます。
2ー6.迫力満点!花の大谷


チューリップウォールを抜けると、迫力満点の花の大谷(はなのおおたに)が見えてきます。
これは、立山黒部アルペンルートの雪の大谷(ゆきのおおたに)をイメージした花壇で、高さ4m、長さ30mにもなります。
チューリップフェア期間中の前半は白いチューリップで雪の壁を表現し、後半には色とりどりのチューリップで春の訪れを表現します。
2ー7.チューリップ四季彩館


キッチンカーが並ぶ通りを進むと、チューリップ四季彩館が見えてきます。
ここでは、チューリップ栽培が砺波で盛んになるまでの歴史をイラストや資料で紹介しています。
また、土の中でチューリップがどのように育つかを知ることができる球根シアターや、360度チューリップに囲まれるチューリップパレスなど、様々な展示があります。
通常は入館料金がかかりますが、チューリップフェア期間中はフェアチケットに含まれています。
《通常入館料金》
大人310円、65歳以上250円、小・中学生160円、幼児無料(団体割引あり)
※詳細は公式HPをご確認ください。
2ー8.バブルスカイとストリートピアノ


チューリップ四季彩館を出ると、色とりどりの風船が50mにわたって浮かぶバブルスカイがあります。青空と風船、地面に映る風船の色が美しく、写真映えするスポットです。
バブルスカイを楽しんだ後は、ストリートピアノがあります。
ぜひ弾いてみて、お連れ様を驚かせてみてはいかがでしょうか。
2ー9.水上花壇
ストリートピアノの次には、水面に浮かぶチューリップが見えてきます。
これは水上花壇(すいじょうかだん)と呼ばれ、砺波で発案されたチューリップの水耕栽培花壇(すいこうさいばいかだん)です。
幻想的なチューリップを楽しむことができます。
2ー10.歓迎ディスプレイとチューリップタワー


お疲れ様でした!モデルコースはいかがでしたか?
最後に、歓迎ディスプレイで記念写真を撮りましょう。
その後、チューリップタワーの展望台へ行くと、360度の景色を見渡せます。
素敵な1日の締めくくりにピッタリです。
3.その他
3ー1.割引情報
通常、大人の入場料は1,500円ですが、前売り割引(大人のみ対象)を利用すると100円引きの1,400円で購入できます。
前売り券は3月1日から全国のコンビニやWebサイトで販売され、4月21日まで適用されます。
また、5月5日のこどもの日は中学生以下が無料になります。
フェア期間中にJR城端線でお越しの方は、砺波駅で降車時にフェア会場内で利用できる物販・飲食300円割引券がもらえます。
是非チェックしてみて下さい。
3ー2.アクセスについて
≪JRでお越しの方≫
新高岡駅で降りて城端線に乗り換え約20分。
砺波駅で降車し、徒歩約15分。
フェア期間中のみ砺波駅南口から無料のシャトルバスが運行されています。
シャトルバスの運行時刻表は公式HPにてご確認ください。
≪車でお越しの方≫
砺波IC(関西・東海方面)より車で約5分。
高岡砺波スマートIC(関東方面)より車で約10分。
ICの出口付近や会場までの一般道が混雑する可能性がありますので、時間に余裕をもってお出かけください。
3ー3.駐車場について
会場周辺にあるチューリップフェア指定駐車場は、約2,800台収容可能です。
駐車場の位置については会場周辺マップにてご確認ください。
また、交通整理料として以下の料金が掛かります。
【普通車 500円】
【マイクロバス・キャンピングカー 1,000円】
【大型バス 2,000円】
3ー4.園内グルメについて
3ー5.開花状況の確認方法と園内マップについて
4.まとめ
14日間にわたり開催されるチューリップフェアでは、開花時期がずれるように混植(こんしょく)を行ったり、フェア期間中にも花の入れ替えを行い、いつ来場してもきれいに咲いた見頃のチュー リップを楽しめる工夫がされています。
今度のGWはぜひ、家族みんなでゆったりとした時間の中でチューリップを堪能してみて下さい。
基本情報
-
期間
2025年(令和7年)4月22日(火)~5月5日(月・祝)(14日間開催)
-
時間
9:00~17:30まで
(最終入園は17:00まで) -
料金
大人(高校生以上) 1,500円
小人(小・中学生) 200円
小学生未満は無料
※障がい者手帳提示者及び付き添いの方1名は入場無料
(クレジットカード、QRコード決済(PayPay・Alipay・auPAY・d払い)、ICカードでの決済が可能) -
お問い合わせ先
チューリップ四季彩館
0763-33-7716
・フリーWi-Fiエリアあり。(フェア期間中のみ)
・車いすは各ゲート(南門・東門・北門)にあり。
・ベビーカーは総合案内所にて500円で貸出。
・フェア期間中はペット同伴の入場不可。
※各ゲートに無料ケージがあります。
-
場所
〒939-1382 富山県砺波市花園町1−32
-
公式サイト ※外部サイトに遷移します
\ この記事を書いた人 /

りんりん
富山県出身、石川県在住。
普段は銀行窓口にて勤務しています。
休日を利用して北陸の温泉や神社巡りをすることが楽しみです。
北陸にはイイトコロやイイモノが沢山あります。
北陸の魅力をみなさまに知っていただけると嬉しいです。
ぜひ北陸にいらしてください。
\ この記事を書いた人 /

りんりん
富山県出身、石川県在住。
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※掲載されている情報は、時間の経過により実際と異なる場合があります。
記事作成者:COREZO
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