2024.11.25 更新
【金沢和菓子】「あめの俵屋」のあめ詰め体験
金沢市で愛され続ける「あめの俵屋」は、創業から百九十年以上の歴史を誇る老舗の飴屋さんです。
ここではあめの俵屋の歴史、砂糖を使わないじろあめの魅力、そして大人から子供まで気軽に楽しめるあめ詰め体験について詳しく紹介します。金沢の歴史あるやさしい甘さで、心温まるひとときを過ごしてみませんか?
1.あめの俵屋
石川県金沢市は、日本三大和菓子処の一つとして知られ、伝統的な和菓子文化が根付いています。
そんな金沢で特に有名な和菓子店の一つがあめの俵屋です。
あめの俵屋は、天保元年(1830年)に創業された金沢で最も古い飴屋です。その伝統は190年以上にわたり受け継がれ、現在も変わらぬ品質と味わいを提供しています。
創業以来、職人たちは季節や気候に合わせて製造方法を調整しながら、昔ながらの製法で飴を作り続けています。あめの俵屋の特徴として、人工甘味料や保存料を使用していない点にも注目です。
「じろあめ」をはじめとする様々な種類の飴が販売されており、試食することも可能です。店内は伝統的な雰囲気が漂い、訪れるだけでも楽しめる場所となっています。
2.じろあめってなに?
あめの俵屋の看板メニューはなんといっても琥珀色の「じろあめ」です。これは地元金沢でも特に知られているお菓子のひとつで、水あめ状のやわらかいあめです。
じろあめは、うるち米と大麦、白山の伏流水だけを使って作られた飴で、栄養価が高く人気の飴です。砂糖や人工甘味料、人工保存料が入っていない、身体に優しい美味しい飴です。その独特の風味と食感は、どこか懐かしさを感じさせ子供からお年寄りまで人気を集めています。
3.あめ詰め体験
3-1.あめ詰め体験スタート
均等に詰めるには少しずつ入れていくのがコツです。スタッフの方が丁寧にアドバイスをしてくれます。じろあめの歴史や製法についても教えていただき、興味深いお話をたくさん聞くことができます。すくい上げたじろあめはずっしりと重く、光を受けて琥珀色に輝いています。SNS映えも間違いなしです!
詰めた「じろあめ」はお土産としてお持ち帰りできます。
自分で詰めたあめはいっそうおいしく感じるのではないでしょうか。
4.じろあめの魅力 知っておきたい「じろあめ」レシピ
お土産にいろんなじろあめのレシピがのった「じろあめ達人レシピ」がついてきます。
「じろあめ」はそのまま食べるだけでなく、料理の隠し味としても使われています。例えば、煮物やつくだ煮、あんこの製造に利用されることが多いです。じろあめを使うことで、料理に深みとコクが加わります。
4-1じろあめをつかったレシピ 大学芋
とろとろほくほくの懐かしい味の大学芋。
「じろあめ」を購入した際はぜひ作っていただきたいレシピです!
【材料】
さつまいも:3本
揚げ油:適量
じろあめ:大さじ4
砂糖:80g
水:40cc
レモン汁:小さじ1
醤油:少々
黒胡麻:少々
【作り方】
①サツマイモは洗って皮付きのまま長めの乱切りにし、160-180℃の油でからりと揚げる
②鍋に砂糖・じろあめ・水・レモン汁を入れて火にかけ、煮立ったら揚げたての①を加えて煮からめる
③お皿に盛り、炒り胡麻をふる
4-2じろあめを使ったレシピ あめ湯
寒くなってくる時期には簡単にできる『あめ湯』がおすすめです。
【材料】
じろあめ(ゴルフボールくらいの大きさ)
お湯 140cc
生姜の搾り汁または柑橘系の果物の搾り汁 少々
【作り方】
マグカップに巻き上げたじろあめとお湯を入れて、ゆっくり混ぜながらとかすだけ。
香り付けに、生姜や柑橘系果物の搾り汁を数滴加えるとさらに美味しくなります。
このように魅力たっぷりなじろあめをぜひ金沢のお土産にいかがでしょうか。
基本情報
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営業時間
【あめ詰め体験】
前日までの事前予約必要です
平日のみ開催 (午前・午後 各4回)
10:00~、10:30~、11:00~、11:30~
14:00~、14:30~、15:00~、15:30~ -
定休日
土日祝、ゴールデンウィーク、お盆、年末年始
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所要時間
15~20分程度
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料金
1,800円(税込み)
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お問い合わせ先
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公式サイト ※外部サイトに遷移します
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住所
石川県金沢市小橋町2-4
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アクセス
JR金沢駅から徒歩20分
城下まち金沢周遊バス 小橋下車徒歩5分
金沢ふらっとバス(此花ルート) 小橋町下車徒歩1分
【他にも金沢ならではの体験予約はこちらから】
※掲載されている情報は、時間の経過により実際と異なる場合があります。
記事作成者:COREZO
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